最近「日本大学の附属高校」に関するお問い合わせを受けることが多くなってきました。
結論から言いますと、
「千葉県・茨城県にある日大附属校の入試には影響なし。東京都内の日大附属校は日大第一・日大第三を除き、受験者数が減少。」
というのが2022年度入試の状況でした。
東京都内にある日本大学附属校の2022年度受験者数推移は次の通りです。
※数値は[2021年度受験者数→2022年度受験者数]
◎ 東京都内にある日本大学附属高校
2022年度入試受験者推移
入試区分 | 2021年度受験者数 | 2022年度 受験者数 |
|
日本大学第一 | 推薦入試 | 89 | 70 |
一般入試 | 136 | 174 | |
日本大学第二 | 推薦入試 | 133 | 108 |
一般入試 | 376 | 360 | |
日本大学第三 | 推薦入試 | 82 | 82 |
一般入試 | 76 | 110 | |
日本大学櫻ヶ丘 | 推薦入試 | 379 | 273 |
一般入試 | 931 | 764 | |
日本大学鶴ケ丘 | 推薦入試 | 279 | 217 |
一般入試 | 490 | 372 | |
日本大学豊山 (男子校) |
推薦入試 | 431 | 250 |
一般入試 | 417 | 276 | |
日本大学豊山女子 | 推薦入試 | 293 | 191 |
一般入試 | 81 | 82 | |
目黒日本大学 | 推薦入試 | 223 | 170 |
一般入試 | 456 | 240 |
受験者数が減少している高校は、昨年の不祥事が影響したというよりも、前年度入試倍率の急上昇や推薦入試の実施方法変更(例 日大豊山女子の推薦入試が「面接のみ」から「3科適性検査」に変更)等が原因と考えられます。
2022年度入試では受験者数が減り過ぎた感があります。こうなると都内の受験生は「チャンスだ!」と考えて動くでしょう。
というわけで、2023年度入試では2021年度入試並みの受験者数に回復するだろうと、菊地は見ています。