
2021年度入試 菊地オススメの千葉県公立高校!
~ コンサル菊地が独断と偏見で紹介 ~
中学3年生のキミは高校生になったら、どんなことをしたいですか?
そもそも、どんな高校に通いたいですか?
今回のブログでは、私が独断と偏見で決めた
「オススメの千葉県公立高校 2021年度入試編」
をご紹介します。
千葉県の公立高校は 人気の差が激しい実は千葉県公立高校を志望する生徒は毎年ジワジワと減っています。
もちろん、ただ単に中学3年生の県内人口が減少傾向にあるから…とも言えますが、実はそれだけではありません。
明らかに私立高校、特に首都圏にある私立大学附属高校への進学者が増加していることが背景にあるのは間違いありません。
この「私立大学附属高校の人気過熱と背景」については、また別の回でお話しますが。
毎年ジワジワと千葉県の公立高校志望者が減っている…と言っても、2020年度入試には千葉県全体で前期入試36528人、後期入試14729人が受験しました。
千葉県にある公立高校は第1学区~第9学区に分かれています。
第1学区 千葉市
第2学区 船橋・市川・松戸など
第3学区 柏・流山・野田・我孫子・鎌ヶ谷
第4学区 成田・印旛・佐倉・四街道
第5学区 銚子・香取・旭など
第6学区 山武・東金など
第7学区 茂原・いすみなど
第8学区 鴨川・館山など
第9学区 木更津・君津・市原など
この中から、みなさんが居住している学区+隣接学区にある公立高校を受験することができます。幕張総合高校など全学区から受験可能な学校も一部あります。
学区別で言うと、第2学区・第3学区にある公立高校は全体的にとても人気が高いです。
気になる倍率ですが、2020年度前期入試結果を例に見てみましょう。
◎2020年度 前期入試で倍率が高かった高校14
県立船橋 | 3.39倍 |
津田沼 | 3.08倍 |
東葛飾 | 3.01倍 |
柏の葉 | 2.99倍 |
県立千葉 | 2.97倍 |
小金 | 2.79倍 |
千葉東 | 2.70倍 |
市立千葉 | 2.70倍 |
幕張総合 | 2.68倍 |
鎌ヶ谷 | 2.62倍 |
佐倉 | 2.60倍 |
柏南 | 2.54倍 |
市立松戸 | 2.53倍 |
検見川 | 2.51倍 |
人気の理由はそれぞれあります。
例えば、断トツで倍率1位の県立船橋高校。
公立高校でありながら、丁寧な大学受験指導が評判です。実際に通っていた私の元教え子たち
<現役で京都大学、東京外国語大学にそれぞれ合格>に話を聞くと
・とにかく先生方がとても熱心。 「チーム船橋」という感じで、生徒を大学にしっかり合格させよう!という雰囲気が学校全体にある。・生徒同士で互いを高め合う意識を自然と持っている。 ・でも勉強ばかりさせるわけでもなく、文化祭などの学校行事も生徒が主体的になって運営し、とても盛り上がる。 |
ということでした。
最近では柏市など第3学区に住んでいるトップ層の生徒が、東葛飾高校ではなく県立船橋高校をあえて受験するケースが増加している現状もこういう話を聞くと納得できます。
柏の葉高校は、つくばエクスプレス 柏の葉キャンパス駅から徒歩12分というアクセスの良さもポイントですが、菊地がオススメするのは、柏の葉高校の情報理数科。
昨年の中学・高校交流ロボットコンテストで総合準優勝を果たすなど、理系のスペシャリストを養成する環境があります。偏差値はそれほど高くないので、ロボットとか、なんか面白そうだな…と思った人はぜひホームページを見てみてください。