vol.7 高校入試にイマイチ気持ちが乗らない 中3生のあなたへ

 

もうすぐ6月。

東京都や千葉県、埼玉県、神奈川県の中学校ではようやく授業が始まりそうですね。

中学3年生のあなたは、1月から本格的に始まる高校入試に向けて、第一志望校だけでなく、受験校すべてをそろそろ考え始めて、夏休み中には決めたいところです。

今年は新型コロナウィルス感染拡大の影響で、1学期に予定されていた高校の説明会はすべて中止になってしまいました。
おそらく7月8月あたりから各高校は学校説明会を開催し始めると思います。

短期間で自分が受験する高校を決定しなければいけないなんて…と思うかもしれません。

でも見方を変えると、来年から通う高校をあなた自身が決めることができる人生初のチャンスなんです!
公立小学校、公立中学校というのはあなたが住んでいる地域でほぼ自然と決まってしまいます。

高校は違います。家から通学可能圏内という条件や公立高校であれば学区制限がある県も存在しますが、どの高校にも行く権利をあなたは持っているのです。
もちろん入試に合格することが前提条件になりますが…これってスゴイことだと思いませんか?

ですから、中学3年生のあなたには親や学校の先生、塾の先生に頼り過ぎず、ここは「人生のハッピーポイント」ととらえ、どの高校を目指すかをしっかり考えてほしいと思います。

どの高校に行くかを考える過程で将来、どんな仕事をしてみたいか?将来、大学や大学院でどんな研究をしてみたいか?という「私は何がしたいの?」をまず考えてみましょう。

「別に何もしたくない…」という人は、「何をしていると楽しいか?」という基準で考えてみると良いかもしれません。

例えば、今の時期だと…「私は寝ることが好きだ!」というあなた。

睡眠は人間を含めた動物にとって、不可欠なものです。なぜ眠くなるのか?睡眠によって、なぜ元気になるのか?など睡眠を科学的に研究するのも立派な将来のビジョンです。

そこまでイメージできたら、今度は睡眠を研究している大学や大学院を探す。

その大学や大学院に進むためにはどんな高校で何に力を入れて勉強すれば良いかを調べる。

あくまでこれは例ですが、このようなステップであなた自身の将来ビジョンを明確にしていく。
ここまでイメージすることができればあなた自身の意思で高校を選択することもできると私は思います。

5月末までは時間に余裕があるという中3生はぜひここまで書いたことに挑戦してみてください。

中3生のあなたが自分自身で受験する高校を決定するために必要な様々な情報を私もできるだけ多くブログ等で提供させていただきます。