2021年度入試 コンサル菊地が独断と偏見で
オススメする私立高校 ~千葉県&茨城県~
前回からタイトルを変更します。
今回から何回かにわけてコンサルタント菊地が、完全なる独自の視点で2021年度入試に向けて、オススメする私立高校をご紹介します。
あくまで、菊地目線でのチョイスです。実際にその高校を受けるかどうかは、皆さんが実際に高校を見学してから決めてください。
今回は、千葉県・茨城県編です。
≪茨城県≫
私が子供の頃は、ゴリゴリの特訓型高校でした。でも最近は「大学受験に強い品の良い学校」というイメージに変化しました。
江戸川学園取手高校(以降、江戸取)の良い所は成績がイマイチな生徒を手厚く指導してくれること。
「学校なんだから、そんなの当たり前じゃん!」
と思う方もいるかもしれませんが、それが結構、当たり前ではないんです。
今では、某大学病院のオペ看(手術室看護師)として活躍している私の元教え子も、江戸取にギリギリ合格した生徒の一人でした。
彼女に話を聞くと、本当に先生方はよく面倒を見てくれたようで、高3夏休みは3日間以外、毎日高校で自習したり質問していたそうです。
この元教え子は予備校や塾に通わずに、某大学看護学部に現役合格しました。
昨年、江戸取を訪問した時にこの教え子のことを先生方に話したら、あぁ、あの子は勉強がわからなくてよく泣いてました!
でも必死についてくるところが素晴らしかった!と10年近く前の卒業生のことを覚えていてくれました。
大学受験に強い高校でありながら、ちょっと心があたたかくなる学校。
それが私から見た江戸取です。
高校は「大学に進学する準備をする場所」のような捉え方が、いまだにされがちです。
茗渓学園はそういた高校というものの古い概念を良い意味でひっくり返す学校です。
これからの時代、求められる高校像は大学さらには大学院レベルの研究に勤しむことができる場所だと私は思います。
茗渓学園は国際バカロレアコースがあります。
国際バカロレアディプロマ・プログラム認定校でもあり、すべてのカリキュラムをクリアし、最終試験で基準となる成績をおさめると『国際バカロレア資格』つまり国際的に認められた大学入学資格を手に入れることができるわけです。
まさに進学する大学を地球規模で選ぶのです。
授業内容やカリキュラムは、皆さんがイメージする高校教育と大きく異なります。
教科書を見て、板書を写して…という授業ってどうなの?と感じている皆様には、茗渓学園の国際バカロレアコースをオススメします。
世界観が変わるかもしれませんよ。
≪千葉県≫
千葉県内には、渋谷幕張や市川さらには昭和学院秀英といった最難関高校があります。芝浦工大柏、専修大学松戸、日大習志野もかなりハイレベルな高校です。
もちろん、どの高校も素晴らしい高校だとは思うのですが、高校を多く見学しすぎたせいか菊地の心には、それほどヒットしないんです。
菊地が千葉県でオススメしたい私立高校はけっして偏差値が高い学校ではありませんが…
ICT教育を千葉県内のどの高校よりも早く本格導入し、タブレットを先生も生徒も自由自在に使いこなした授業が展開されています。
でも、菊地が最もオススメしたいのは『教員の質』です。20代から30代の先生がとても多く、とにかくパワフル!
生徒の学力を上げるために何ができるか?生徒が主体的に勉強にのぞむためにはどう接するべきか?
こういったことを時間さえあれば教員同士で議論しています。
もちろん、どの高校でもこういった議論は日々されているとは思いますが、菊地は日体大柏高校の先生方が白熱した議論をしている光景を何度も見たことがあるので自信を持ってオススメします。
次回は、東京都や埼玉県にスポットを当てて菊地オススメの私立高校を見ていきます。