第1回目の内容は、文部科学省から先日発表されたばかりの「就学支援金」に関するニュースと注意しておきたいことをまとめたものになっております。
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8月です。今年の夏休みは都道府県によって、期間が大きく異なります。
埼玉県内の公立中学校ではすでに夏休みに入っているようですが、千葉県や茨城県では短いところで「夏休みは8~9日間」というケースも見られます。
夏休み日数の長短はあるものの、高校入試を控える中学3年生にとっては「受験モードに切り替える勝負の夏」であることに違いはありません。
しかし、人間は「習慣の生き物」なので、部活や学校生活という軸がなくなった後、生活の軸を勉強に切り替えるのは、想像しているよりも意外に難しいです。
時間がたっぷりとあることで、「まだ大丈夫。」と逆に時間をダラダラ使ってしまうというのが典型的なパターンです。
そこで、この夏休みを最大限有効に活用するポイントを3つ紹介します。
①夏休みの勉強テーマを明確に意識する
塾に通っている受験生も多いと思いますので、夏休みといっても「毎日塾の授業がある」という方も少なくないでしょう。
でも、塾にただ通って授業を受けるだけではライバルに差をつけることはできません。
自分なりのテーマを明確にしましょう。このテーマはできれば、自分自身で決めましょう。塾の先生や親に決められてしまうと、どうしても他人事になってしまうので。
例えば、
・この夏休み(さらには8月末までの1カ月)で、中1で学習した数学・英語の基礎知識で何が抜けているか?を発見する。
中学校の定期テストが50点をなかなか超えないという受験生はコレ。
成績が上がらないからと言って、だた問題を解くだけの勉強は禁物です。8月はあえて
中1の基礎知識の「穴」を発見し、それを克服することをテーマにしましょう。
・この夏休みで、中2で学習した5教科の知識で何が抜けているか?を発見する。
これは公立トップ校を志望している受験生にオススメします。「中学校の定期テストはまあまあできている」という中3生であっても、実は中2の知識が抜け落ちているケースが多いです。
ちょっと大げさかもしれませんが、
都道府県の公立高校の入試問題は「問題全体の70%が中1・中2範囲から出題」されます。
ですから、この夏は中1・中2の知識で抜けている「穴」を見つける時間を取ることをオススメします。
②午前中に3時間は勉強する
①の勉強を、中学校や塾の宿題と並行してやるには、ある程度の時間が必要です。
ですから、午前中の時間を有効活用すると良いです。部活動が終了してしまうと、午前中は
とにかく寝ている…という受験生が実は多いですね。
午前中の時間帯を何に使うか?を決めましょう。
「午前中は中学校の夏休み課題に費やす」
「午前中は中1・中2の基礎知識の穴を発見する時間にする」
といった感じで、シンプルに大きなテーマを設定しておくと良いですね。
③その日の勉強内容をしっかりと決めておく
中学校から夏休み中のスケジュールを書くように、表が配布されるケースもあると思います。
私はこのスケジュール表が苦手でした汗。というのも、勉強のスケジュールをキツキツに作ってしまい、「こんなに勉強できないわ!」とやる前から心が折れてしまったからです。
私と同じタイプの方がいたら、もっとシンプルなプランにしましょう。
その日にやる勉強内容を箇条書きで良いので、紙に書きあげておくのです。その日の朝ではなく、できれば前日の夜に書いておきましょう。
もちろん、教科名だけでなく、どの問題集を何ページから何ページまで終わらせるとか、できるだけ具体的に。それができていれば、「何をやればいいかわからない」という状況にはならないと思います。
これができれば、朝に起きて「勉強、何やろうかな?」と考えているうちに、いつの間にか再び夢の中に…という事態は避けられるはずです。
以上が、夏休みの過ごし方ポイント3つです。
この3つは基礎編です。
実は、あと5つほどポイントがあるのですが、かなり細かい内容になりますので、8月11日配信の会員制メールマガジンでご説明します。
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