令和3年度 千葉県公立高校入試における各高校の募集定員が発表されました。
ここでは昨年度比で「1学級減(40名減)」の学校を挙げます。
【普通学科】
第1学区 千葉女子・磯辺・千葉北・土気・柏井・犢橋
第2学区 八千代・松戸国際(普通科)・船橋啓明・松戸六実・八千代東・船橋二和・船橋法典
浦安・船橋北・松戸向陽・行徳・八千代西
第3学区 柏中央・柏陵・我孫子東
第4学区 冨里・佐倉西
第5学区 市立銚子・匝瑳
第6学区 成東
第7学区 茂原
第8学区 なし
第9学区 市原八幡・君津※
【総合学科】
大原
【その他専門学科】
千葉工業(電気)・下総(園芸)・銚子商業(海洋)・東金商業(商業・情報処理)・館山総合(海洋)
※君津高校は、君津(普通科240名)と上総(普通科80名・園芸科40名)が統合。普通科240名(実質2クラス減)・園芸科40名の募集となる。
ここ数年で千葉県公立高校を志望する生徒数はゆるやかに減少傾向にあります。今回の募集定員減は単なる人口減だけでなく、そういった「公立離れ」も意識した形になっていると思います。特に第2学区は定員を減らす学校が非常に多いですね。
私が気になったのは、第2学区の八千代・松戸国際(普通科)と、第3学区の柏中央です。
八千代高校も松戸国際高校も、年度により多少の受験者数増減の波はあるものの、人気校です。受験者数は決して少なくありません。この2校の募集定員が1クラス減(40名減)になることで、もしかすると令和3年度入試はちょっと荒れるかもしれません。この2校の受験を考えている方はちょっと注意が必要です。第3学区の柏中央高校は、ここ最近同レベルの柏の葉高校(同学区:240名定員)の人気に押されて、受験者数は減少傾向にあります。でも私個人としては、柏中央高校はとても落ち着いた生徒が集まる良い公立高校と見ているので、今回の1クラス減は結構ショックです。
令和3年度入試(今の中学3年生)から、千葉県公立高校入試は1回入試に変更となります。果たして今回の募集定員に関する変更がどのような影響を及ぼすのか。このことについても随時情報が入り次第、このブログでお伝えしていこうと思います。
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