vol.31 千葉県・埼玉県・茨城県に住んでいる皆さんに、都内私立高校を見てほしいワケ

 

8月30日(日)に、正則学園高校の学校説明会に参加してきました。千代田線の新御茶ノ水駅から徒歩9分の男子校です。前々から正則学園高校の評判を耳にしてはいたものの、なかなか訪れることができませんでしたので初訪問です。

一言で言うと、お世辞抜きで「とても良い男子校」だと私は感じました。

偏差値は40(進学コース 進学研究会Vもぎ合格可能性60%)ですが、SDGsへの学校を挙げての取り組みや教員陣の生徒に対する熱意は、相当スゴイです。

担当の先生と1時間ほどお話しましたが、トークが楽しくて腹筋が疲れました(笑)こういう熱意があってユニークな先生に授業をしてもらえるのか~と思うと、通っている生徒がうらやましくなります。

 

改めて、高校というのは偏差値だけで選ぶものではない!と痛感しました。

 

さて、中学3年生の皆さんやお父様お母様は、高校見学を本格的に始めている時期だと思います。やはり家から近い私立高校を見学されますか?

千葉県や埼玉県、茨城県など東京都外に住んでいる皆様には、ぜひ東京都内にある私立高校も見学してみてほしいと思います。もちろん高校選びにおいて、通学時間は重要なポイントです。ですが、通学時間をかけてでも通いたいと思うことができる私立高校が東京都内にはあります。

 

なぜ、東京都内の私立高校も皆さんに見学してほしいのか?

その理由は、都内にある私立高校の多さが背景にあります。高校が多いということは、当然生徒獲得争いも激しくなります。少しでも優秀な生徒をたくさん獲得するために、各私立高校は大々的な学校改革や新指導システムの確立、さらには校舎の新築などを積極的に行うわけです。その改革スピードが少しでも遅いと、残酷なまでに新入生の数が減少します。このような激しい生徒獲得競争が、結果として「洗練された教育や先進的な教育を受けられる環境」としての私立高校を誕生させるわけです。先程お話した正則学園高校も、そんな高校の1つと言えます。

 

もちろん、千葉県や埼玉県、茨城県の私立高校にも「良い学校」はあります。ただ私立高校の学校数という点で言うと、明らかに東京都内に比べると少ないわけです。ですから、これから受験する私立高校を選ぶ皆さんには、東京都内の私立高校も含めていただき、よりたくさんの選択肢から受験校の決定をしてもらいたいと私は思います。

 

偏差値や通学時間にしばられずに、東京都内の私立高校も見学してみることで、皆さんによりフィットした学校に出会えるかもしれませんよ。