9月いっぱいはこんな感じで、日々高校めぐりです。毎年のように私立高校の説明会(国公立高校も開催されれば行きます)におじゃましているわけですが、なぜ多くの高校は大学合格実績のアピール時間を長く取るのでしょう?
「ウチの高校に入学した生徒がこんなに伸びて、難関大学に見事合格しました!」
「ウチの高校はほぼ100%の生徒が附属の大学にそのまま進学できます!
でも公立トップ校からウチの大学を受験しても半分も受からないんですよ。」
とても素晴らしいです。難関大学の入試は高校入試とは段違いの難しさですから、先生方や高3生の想像を絶する努力の結果だと思います。
高校3年間は大学入試のための3年間だ。もう10年以上前に、ある私立高校の校長先生がこう断言されていたことを今でも鮮明に覚えています。
でも私はどうしても違和感を感じてしまうんです。
そもそも高校って何をする場所なのか?という原点です。
もちろん、難関大学合格は高校に通う1つの目的かもしれません。でもあくまで1つの目的であって、最大目標であるべきなのか?という疑問が、私の頭の中に常々あります。
そんな悩める私の中でちょっとしたブームになっているのが、国際バカロレア認定校です。日本国内には44校あります。
ちなみに、国際バカロレアについては、下記ページを参照ください。
文部科学省 IB教育推進コンソーシアム ディプロマ・プログラムhttps://ibconsortium.mext.go.jp/about-ib/dp/
文部科学省 IB教育推進コンソーシアム IBを活用した大学入試制度https://ibconsortium.mext.go.jp/ib-japan/admissions-policy/
国際バカロレア認定校とは、簡単に言ってしまうと、世界基準の教育を展開する学校ということですね。ちなみに、首都圏にある高校から入学できる国際バカロレア認定校は次の通りです。
大学受験重視ではなく、高校3年間ではもっと多様なことにチャレンジしたり、研究活動をしてみたい!という方は各校のホームページに掲載されている「IBコース」をぜひチェックしてください。