個別相談会だけを別日に実施する私立高校もありますね。私も8月末に訪問した正則学園高校で、思わぬ形で個別相談を体験しました(汗)実際に高校に行って、その高校の先生と1対1もしくは1対2で直接話す…考えただけで緊張しますよね。でも、個別相談は「高校選びにおける決定打」になるぐらい大切です。チャンスがあれば、ぜひ申し込んでみてください。私立高校の先生と個別にお話をする時に、チェックしてもらいたいことは5つです。
① その先生の笑顔がさわやか
② その先生のトークが面白い
③「学校生活のことなど質問はありますか?」と聞いてくれて話しやすい
④ 大学受験指導のことばかり話してくる
⑤ 高校が設定する単願推薦・併願推薦の基準をクリアできるよう、「これからの勉強を頑張ってください!」と励ましてくれる
① ② ③ は「この高校に入学したら、どんな先生に授業を教えてもらうのか?」についてのチェックです。もちろん、あなたの個別相談を担当した先生が、入学後に授業を教えてくれるわけではないかもしれません。でも、それで良いんです。この高校の先生方がどんな雰囲気なのか?
を体感してください。ちなみに「質問はありますか?」と確認せずに、一方的に話す先生だったら、明らかに減点ですね。
④ は私立高校アルアルですが…大学受験指導のことばかりを話すということは、その高校のセールスポイントは大学受験指導だけということです。もちろん、「高校に入学したら、〇〇大学に絶対合格したいから勉強だけを頑張りたい!」という方にはピッタリの高校と言えますが、「高校では色々なことにチャレンジしたい!」という場合には受験校の候補から外しましょう。
⑤ も大切です。先日、コンサルタント契約をしていただいている保護者の方が、都内にある某私立高校の個別相談にのぞんだら、「とても感じが悪かった!」そうです。入試において受験者が増えている高校の場合、このように中学校の成績が基準ギリギリか少し足りない受験生に対して、冷たい対応をする…というケースが多々あります。「ちょっと今の成績では厳しいですが、2学期の成績を上げて、ぜひ私共の高校に入学してください!私が待っていますから頑張って!」と笑顔で励ましてくれる先生がいる高校に入学したいですよね。
このように私立高校が実施する個別相談会に参加するだけで、その高校が自分にフィットするか?良い高校か?がすぐわかります。そこで感じた直感を大切にして、高校選びをしてくださいね。