同時に、意識の高い中学2年生の皆さんは、そろそろ志望校にする高校をどこにするか?考え始める時期でもあります。
私は常々、「高校選びは偏差値で決めるものではない!」と言ってきました。
偏差値というのは、あくまで「その高校を受験する生徒の学力を示すもの」であって、その高校の良さを示す数値ではないからです。
そこで今回は、偏差値50(Vもぎ合格可能性60%)以下でありながら、素晴らしい教育を展開している菊地注目の私立高校をいくつかご紹介します。あくまで菊地の独断と偏見でのコメントになりますので、参考程度にしてください(汗)。
◎ 偏差値50以下の菊地注目私立高校 ※校名の横にある数値は偏差値です
文京学院大学女子(国際A/理数A)50 女子校
多様性を尊重した幅広いかつ先進的な教育を受けることができます。六義園のすぐ隣に校舎があり、都内とは思えない静かな場所という立地も◎です。お父様が一緒に見学に行くと、生徒本人よりもお父様が気に入ってしまう学校です(笑)
光英VERITAS(普通)50 共学校
2021年4月より女子校から共学化し、校名も聖徳大学附属女子高校から光英VERITAS高校(共学校)に変わります。このように高校が大きく変わる時はチャンスです。高校サイドはかなり力を入れて、魅力的な教育を展開します。とりあえず説明会に参加してみるだけでも良いと思います。
二松学舎大附属(進学)49 共学校
最寄駅は九段下駅です。千鳥ヶ淵や北の丸公園などに隣接し、都内の中心部にいながら豊かな自然を感じることができます。また、附属高校のすぐ目の前にある二松学舎大学との高大連携授業があり、3年生になると大学生と一緒に授業を受ける機会もあります。
秀明八千代(国際英語)47・(文理進学)42 共学校
数年前に今の校長先生が就任して以来、学校全体が進化している感じがします。特に国際英語コースで1年次に全員が参加する、3週間のイギリス英語研修(カンタベリー)はとても魅力的です。また、将来教員になりたいという生徒には、2020年度教員就職率全国1位(86.7%)の秀明大学 学校教師学部への内部進学もオススメです。
日本体育大学柏(進学)45 共学校
日体大柏はICT教育やスポーツで注目されがちですが、「教員の質が高い」ことに注目です。若い先生が多く、生徒指導における熱量はかなり高いです。実際に通っている生徒に聞いてみると「良い先生が多くて楽しい!」と誰もが言います。
岩倉(運輸)44 共学校
ここ数年で受験者数が大幅に増加し、ちょっとしたブームが起きています。「将来は鉄道員になりたい!」という人には絶対にオススメです。卒業後は大学に進学する人もいますが、全国の鉄道会社への驚異的な就職率は要チェックです。
正則学園 40 男子校
最近、私のブログで頻繁に登場する正則学園高校(男子校)。日体大柏高校と同等もしくはそれ以上の「教員の熱量の高さ」がポイントです。生徒指導に熱い思いを持っているだけでなく、どの教員の方もユーモアにあふれていて面白いです。なぜ偏差値40なの?といつも菊地は疑問に感じるオススメ男子校です。
ここに紹介した高校はすべてが完璧!という学校ではありません。私から見て、素晴らしい!と感じることができるポイントがある高校です。
まだ受験する私立高校が決まらない…という方はぜひ学校説明会に参加してみてください。