MARCH附属校で実施された2021年度入試の倍率について、公表されている学校のみの数値をご紹介します。
MARCH附属校 2021年度 一般入試倍率
※2021年2月15日判明分
高校名 | 性別 | 受験者数 | 合格者数 | 補欠 | 倍率 |
明治大学付属中野 | 男子 | 867 | 269 | 30 | 3.22 |
立教新座 | 男子 | 1249 | 618 | 181 | 2.02 |
立教池袋 | 男子 | 25 | 14 | 3 | 1.79 |
中央大学高 | 男子 | 276 | 84 | – | 3.11 |
女子 | 367 | 103 | – | 3.22 | |
中央大学付属 | 男子 | 305 | 112 | – | 2.72 |
女子 | 231 | 64 | – | 3.61 | |
中央大学杉並 | 男子 | 492 | 155 | – | 3.17 |
女子 | 416 | 158 | – | 2.63 | |
法政大学高 | 男女 | 395 | 84 | – | 4.70 |
・倍率は補欠(繰り上げ合格候補生)を含まない数値です
・法政大学高校は男女別の受験者数・合格者数は公表していません
現時点で入試倍率が公表されているのはMARCH附属校のうち上記7校です。立教新座高校は補欠合格者(繰り上げ合格候補生)から100名近い受験生が繰り上げ合格になります。ですから2021年度一般入試の実質倍率は1.8倍程度になると思います。
すべてのMARCH附属校の入試倍率が出揃った時点で改めてトレンド分析をしますが、2021年度入試においても、MARCH附属校人気は非常に高かったと言えます。
特に注目すべきは、法政大学高校(京王井の頭線「井の頭公園」駅から徒歩約12分、もしくはJR三鷹駅南口から路線バス9分+徒歩約5分)です。昨年度2.8倍、2019年度2.9倍、2018年度3.9倍ということで、2021年度入試は最近5年間で最も倍率の高い入試となりました。これだけの高倍率になってしまうと、2022年度入試では法政大学高校の受験を回避する方が増えるかもしれません。いずれにせよ今後の動向を注視していきたいと思います。