vol.86 日大習志野高校のリアル ~ 現高1生を指導していて感じること ~

 

日大習志野高校について、以前書いた記事の閲覧数が急上昇しています。
改めて、日大習志野高校の注目度の高さを感じております。

実は、日大習志野高校に現在通っている高校1年生の学習コーチングをしています。
(高校進学後に学習コーチング会員として継続される生徒が増えています)
そこで、日大習志野高校のリアルをちょっと述べたいと思います。

『 附属校ではなく、超進学校 』
日大習志野高校は名前からもわかる通り、日本大学の附属校です。数ある日本大学の附属高校の中でトップと言って良いほど学力の高い生徒が集まります。

大学の附属高校というと

「のんびりしている。」

「勉強に縛られず、自分のやりたいことに集中することができる。」

というイメージがありますよね。

 

そういったイメージを持って日大習志野高校を志望するのであれば、再検討した方が良いかもしれません。

現在通っている高校1年生の生徒に聞くと、ほとんどの生徒が国立大学や最難関私立大学を志望しています。そのような状況もあるのか、日大習志野高校では相当な勉強量を求められます。いくつかの私立進学校に通う生徒を学習コーチングしていますが、勉強量としてはかなりハードな部類に入るかと思います。

この生徒は部活動にも入っていますが、それほどハードな部活ではありません。にもかかわらず、高校から帰宅する時間が遅めです。
その理由を聞くと

「定期テスト前でなくても、みんな学校に残って自習をしている。だから私も高校で自習をしてから帰って来るんです。」

と言うのです。宿題や課題の量も多いですが、高1時から多くの生徒が学校に残って自習をするという意識の高さにも驚かされます。

高校からの課題や模試の回数、授業内容の深さ(特に理数系の授業はハイレベル)を私が聞く限りでは、「日大習志野高校はいわゆる超進学校」という雰囲気です。

ですから、「日本大学に行きたい学部があるから、日大の附属校に進学したい。」とお考えの方は、日大習志野高校という選択肢を慎重に検討してください。

逆に言うと、「高校では予備校に頼らずにしっかり勉強させたもらいたい!」と思っている生徒にはオススメの高校と言えるでしょう。


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