vol. 87 【受験生の皆さんへ】中学校の三者面談 5つの心構え

 

高校受験を控える中学3年生の皆様は、中学校の三者面談を控えていると思います。
そこで、私が会員向けWEBマガジン(イデアル トレジャーマガジン)で10月に書いた記事から抜粋しました『中学校の三者面談 5つの心構え』をお見せします。
中3生の皆さん・保護者の皆様のご参考になればと思います。

◎ 中学校の三者面談 5つの心構え

① 志望校は今の偏差値等の成績に関わらず、堂々と言う
ただし、現時点の模試偏差値と志望校の偏差値が10以上離れている場合は、三者面談前にご家庭で改めて話し合うことをオススメ。
志望校に向けて正しい勉強をしていて、成績も伸び始めている状況であれば、偏差値が10以上不足していても志望校を変更する必要はないと考えます。

② 受験する可能性がある高校はすべて伝えておく
中学校の先生は三者面談後に受験校を減らすことに対しては良い顔をしますが、後から受験校を増やすことに対しては渋い表情になってしまいます。ですから、受験する可能性のある高校名はすべて伝えておきましょう。

③ 先生から提案されたことは即決せず、一回持ち帰る
通販番組でよく耳にしますが
「今、お電話いただいたら特別にこれも付けちゃいます!」というセリフ。
高校入試にそんなサービスはありません。ですから中学校の先生に、
「今すぐ返事してください!」
「今この場で第一志望校を私が薦める○○高校に変更してください!」
と言われたら、「家族で話しあってから回答します。」と答えてください。
帰宅したらご家族で改めてじっくり話し合ったり、塾の先生に相談しましょう。

④ 第一志望校を変えた方が…と言われた場合
「今、ウチの子は第1志望校に向けて、勉強を頑張っています。ですからギリギリまでこの第一志望校で行きたいと思います。併願する私立高校の合格状況を見て変更するかもしれませんが。」と言いましょう。中学校の先生に、第一志望校を変更する場合のリミット日を確認しておくことも忘れないようにしましょう。

⑤ 厳しいことを言われたら、「子どもにとってのチャンス」だと思う
中学校での三者面談は、私たち大人が思っている以上に子どもにとっては「受験勉強へのスイッチ」になります。ですから、中学校の先生に何を言われても(むしろ厳しいことを言われた方が良い!)我が子にとってはプラスになる!と信じて、三者面談に臨んでください。
以上、12月の家庭学習で受験生の皆さんに意識していただきたい勉強法9ヶ条を紹介しました。気に入った項目があればぜひ実践してみてください。