※ 前記事 PART.2からの続きです。
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総合学科の公立高校と専門学科を持つ公立高校です。
例えば、小金高校(総合学科)。
普通科と異なり、総合学科として明確なビジョン
を持つ小金高校はとても魅力的です。
2020年度大学合格実績が
前年度比で大幅に向上しただけでなく
キャリアデザインも意識した取り組みを
積極的に展開していることに
小金高校の本気度を感じます。
ちなみに、ちょうど1年前に小金高校を訪問しました。
訪れた日は土曜日だったのですが、
部活動だけでなく自習室に来ている生徒が結構いましたね。
あれ?先生も結構います。
でも先生は本来、土曜日お休みのはずです。
「先生は土曜日、お休みではないのですか?」
とある先生に尋ねると
「そうなんですが、生徒が自習しに来ているのでちょっと
勉強を見てあげようかなぁと思ってます。」と先生。
微笑みながら、さりげなく口にするその一言に
先生の熱意を感じました。
そして、公立高校の専門学科。
専門学科の良いところは3点。
①基本的に少人数制
②公立高校自体が専門学科の運営や指導に力を入れる
③ユニークな授業が多い
例えば、英語を究めたい人には
成田国際高校の国際科
松戸国際高校の国際教養科がオススメです。
専門学科というと
「将来の職業や行きたい大学学部がはっきりとイメージ
できていないと、行ってはいけないでしょ(汗)」と
思ってしまう中3生がいるかもしれません。
でも私はそんなに考え過ぎないで良いと思います。
キミが好きなジャンルや分野、学んでみたい講座が
その公立高校の専門学科にあれば、
それだけで十分な志望理由です。
というわけで、菊地が独断と偏見で
オススメする千葉県公立高校は次の7校です。
小金高校(総合学科)
長生高校(理数科)
成田国際高校(国際科)
幕張総合高校(看護科)
松戸国際高校(国際教養科)
柏の葉高校(情報理数科)
県立柏高校(理数科) ※順不同
「公立高校なんて、どこも同じでしょ?」
というのは昔話です。
少しでも興味のある公立高校は、
夏休み以降に開催される高校主催の説明会
にぜひ参加してみてください。
今年は動画配信での開催になる可能性もありますが。
ちなみに…
公立高校の学校説明会は
ねむ~くなることが多いのでご注意を(汗)
ちなみに、文化祭は「高校見学の機会」として
オススメしません。
あくまでお祭りモードなので、
普段の高校の雰囲気ではないからです。
過去に私の教え子で、
志望していた高校の文化祭を見に行ったら、
その異様な盛り上がり具合に圧倒され
ある種の恐怖を感じ(汗)
志望校を変更したこともありました。
キミが志望しようか考えている高校が
キミにぴったりかどうか?は
普段のありのままの高校の様子を見て
判断する方が良いと考えます。
※ 次回は5/23にアップ予定です。