
前回の続きです!
⑤ 海外留学制度にポリシーはあるか?
海外留学制度はどの私立高校にもあります。注目してもらいたいのは、
(1)留学期間
(2)留学先での生活環境
(3)留学先でどんな学びが体験できるか
以上3点です。留学期間は1年ぐらいの長期が理想です。2~3週間だとようやくリスニング力が育って来た頃の帰国になってしまうからです。最近では1年間海外留学しても、帰国後留年せず同級生と一緒に進級できる制度のある高校ありますから安心です。また、留学先に行ってみたら日本人だらけだった…というのもよく聞くケースです。せっかく留学するのであれば、その学校には日本人が1人もいないという環境が理想ですね。このように、留学を考えている方はこの3点に注目してください。
⑥ 通っている生徒の声を聞くことができるか?
説明会の中で、生徒が話す動画が流れることはよくあります。動画の場合はたいてい台本があるので、生徒のリアルな声ではなかったりします。理想は、受験生やお父様お母様が「その高校の在校生と直接話をすること」です。これから開催される私立高校での学校説明会は参加者数を制限して、少人数で開催するようです。当然、校内見学をする機会もあります。すると、普通に校内を歩いていたり部活動をやっている在校生に遭遇します。
そこで勇気をふり絞って在校生に「学校は楽しいですか?」と直接聞いてみましょう。それこそが在校生のリアルな声です。学校の先生から制限がかからない限りは、ぜひトライしてみてください。
⑦ 話をする先生の雰囲気がフィットするか?
学校説明会でお話をする先生は、校長先生や教頭先生さらには教務部長といった方です。もしかすると、皆さんがその高校に入学しても授業をしてもらう先生ではないかもしれません。それでも良いです。話をしている先生を見て、受験生の皆さんが「好感を持てるか?」「もしこの高校に入学したら、この先生に授業を受けてみたいか?」という視点でチェックしてください。ここでは直感が大切です。高校選びにおいて、受験生の直感が何よりも重要なのです。
というわけで私立高校の学校説明会で見てほしい7か条を挙げました。
ぜひ参考にしてみてください。